以前に小児科で病棟勤務をしていたときの話です。 勤務していた病棟には乳児室という部屋がありました。ここは昔、小児の循環器専門医がいた頃には、小さな乳児が多く旅立ちました。そのためかその部屋に入る前の玄関のようなところにある踏み板は昼でも夜でもだれも通らなくても人が通るようによくなっていました。 夜勤で深夜に乳児室勤務で仕事をしていました。仕事の段取り上、乳児が泣いていてもあやしに行く余裕がなく、先に雑務を急いで終わらせようと働いていた時突然赤ん坊のほうから「どうしたーん?なに泣いとん?」という甲高い女の人の声が聞こえました。あれっとおもって振りかえったんですがだれもいません。だけどその声がしたとたん乳児はぴたっとな泣き止みました。同じ日の勤務の人が廊下からドアから顔でも出したのかなーと思ったりしつつ、「まあ泣き止んだしOK!」と深く考えず仕事を続けました。 朝になって同じ勤務の人に夜の事を聞いたら、だーれも顔を出してないそうです。そういえばドアの開く音してなかったなあと思いました。 一体、だれの声だったんでしょう?
こわす
以前に小児科で病棟勤務をしていたときの話です。
勤務していた病棟には乳児室という部屋がありました。ここは昔、小児の循環器専門医がいた頃には、小さな乳児が多く旅立ちました。そのためかその部屋に入る前の玄関のようなところにある踏み板は昼でも夜でもだれも通らなくても人が通るようによくなっていました。
夜勤で深夜に乳児室勤務で仕事をしていました。仕事の段取り上、乳児が泣いていてもあやしに行く余裕がなく、先に雑務を急いで終わらせようと働いていた時突然赤ん坊のほうから
「どうしたーん?なに泣いとん?」
という甲高い女の人の声が聞こえました。あれっとおもって振りかえったんですがだれもいません。だけどその声がしたとたん乳児はぴたっとな泣き止みました。同じ日の勤務の人が廊下からドアから顔でも出したのかなーと思ったりしつつ、「まあ泣き止んだしOK!」と深く考えず仕事を続けました。
朝になって同じ勤務の人に夜の事を聞いたら、だーれも顔を出してないそうです。そういえばドアの開く音してなかったなあと思いました。
一体、だれの声だったんでしょう?